400年源泉掛流しの湯を守る
温泉はホントに生物(いきもの且つなまもの)なので日によってご機嫌が変わります。大体は当日の気温、暑い日は熱く寒い日はぬるく。団体旅行が全盛期の頃は「便利なことが善」でしたので循環設備を持ったこともありました。10年前に機械の調子が悪くなり一切辞めてしまいましたが、今ではその方が喜ばれる時代のようです。
しかしそれからが大変です。本来自然のモノを人間様のために操るにはやはり苦労が伴います。温泉供給方式・清掃方法・湯船の工夫等など何倍もの手間をかけて今の泉質を保ちます。大きな湯船は気持ち良いですが、表面積が広ければ広いほど熱は奪われ加温が必要な状況に。それが露天であればなおのこと、滝のように源泉を注いでも、そう簡単に湯温は上がりません。
お客様の声には「露天はぬるすぎて入りたい気分にはなれませんでした」と言うものもありますが、全ての努力をした上での湯温なのです。
循環・加温・加水の一切を排除した源泉100%かけ流しの温泉は、伊豆ではかなり珍しい事だそうです。出来る限りフレッシュな源泉をかけ流しで堪能して頂く為、湯船によっては湯温が40℃前後のものもありますが、どうぞご理解下さい
どろろ・・・気になります
お葬式にも青山斎場まで出掛けたほど、自他共に認める「手塚治虫」大ファンです。これで育ったと言っても過言ではなく、その中でも「どろろ」は一番のお気に入り、百鬼丸のかっこよさがたまりません。水木しげるも好きなので一石二鳥の作品なんですね。手塚治虫&妖怪の夢のコラボですわ♪
当然ながら実写は不可能と思っていました。ちょっとCM見た限りではCG満載で面白そう。百鬼丸=妻夫木ではちょっと物足りないけど、見に行くかもしれません。
養老孟司氏も「手塚作品の中で『どろろ』が一番好き」とは、なんだか理解できる気も…気が合いますねぇ養老センセイ?
公式ブログ【どろログ】
↓ネーミングが?まつりって…
【どろろまつり】
河津桜ももうすぐ!創作会席「天城越え〜さくらづくしの膳」
寒風吹きすさぶ2月は桜が恋しくなる頃、伊豆では日本一早いお花見が出来ます。河津桜は人気の伊豆の風物詩となりました。一足先にさくらを見るとなんだかうれしくなりますよね。
そんな気分を盛り上げようと御宿さか屋では毎年大好評★創作会席「天城越え〜さくらづくしの膳」を展開中!桜の香りと彩りをそのまま繊細な創作会席に映しとりました。かにと春だこの「さくらがゆ」は、桜葉を刻み入れた板長懇親の「銀あん」がポイント、身体を内側から暖めます。御宿さか屋名物の「絶品!生桜海老鍋」はもちろん、桜をモチーフに遠州ふぐ・蕪・ふきのとうなど早春の旬を集め、少しずつお召し上がり頂きます。
さくらを見て、食べて、満喫しにお越し下さいね
★空室状況はこちら★
小さな声の感想
御宿さか屋では料理を特に大切にしています。夕食・朝食は宿の楽しみの中で「盛り上がり」のひとつ。創作会席の献立は1〜1ヵ月半に一度変わる為、お客様に料理や地元の食材についてお話するのは、かなり知識が必要です。その為栄養士でもあるウチの女将は一番の専門家、料理のご提供にも直接関わります。
先日上品な初老のご夫婦がお見えになりました。女将がお食事をお運びし、食事処の扉を閉め下がった後、お部屋から「ここは本当に食事が良いわね…」と静かに呟いておいでなのが漏れ聞こえてきたそうです。このようなお言葉は本当にありがたいと女将が申しておりました。帰り際このお客様は女将の手をしっかと握られ帰られました。
また小さな声であったがゆえに、拾いきれないマイナスのご感想もあるでしょう。もしさか屋で分からない事や困った事があったら、ぜひお聞かせ下さい。私共はお客様に楽しんで頂くためにご用意しております。出来る限りその場で解決できるように努力致します。
綺麗どころもお越しです♪長岡芸者衆
お客様のご紹介で「伊豆長岡の綺麗どころ」がやってきました。新春の芸者さんの髷を見て「春が来たなぁ」と感じるのは、私だけでしょうか?1月はやっぱり特別で、髷も立派な正装の芸者衆が見られます。伊豆長岡辺りではよくある光景も、天城では珍しくうきうきして写真を撮らせて貰いました。真ん中の女の子は新顔だそうです。
ご要望でもちろん芸者さんとのお座敷もご用意できますよ!粋な日本の宴会もたまにはおすすめです♪
九美さん(左)のブログ