「太郎さん風呂」脱衣所改装
クチコミやお客様のご意見をいろいろ伺ってずっと考えていましたが、3階の「太郎さん風呂」の脱衣所を手直しすることにしました。といっても天井の壁紙をきれいに張りなおし&床の張り直しです。
ひゅうぅ〜♪やっと…です。うれしぃ〜!!光が入って明るいお風呂なんですが、脱衣所がイマイチだったのです。とりあえず天井と床を張ってもらってきれいにキレイに清潔感を。あまりインテリアのコンセプトを考えないまま、先に天井と床!!(ソコシカ見えなかった…)を張り替えてます。
面白くないから、脱衣かごの棚を取り去って「お休みスペース」を作ろうか?とか検討中。また「太郎さん風呂」でもあるので、「太郎さんらしい何か」でインテリアを考えようかと思っています。さて、どうなりますか?
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さか屋のこだわり地素材・・・三島・函南の野菜
御宿さか屋は料理にこだわりを持った宿です。
よくお客様に「お宅はフツーの宿じゃないんだから、フツーの旅館のふりしちゃ駄目だよ」と言われます???納得するような納得できないような?フクザツな感じがします(笑)。
お客様曰く「普通ここまでこだわってる宿は無いよ?」と言う意味らしい。
確かに女将をはじめ料理長も、こと料理に関しては、半端無いこだわりを持った職人です。特に素材。普通は採算や手間を考えるとここまで追求しないそうです。女将はもと栄養士だった経験も手伝って、ありとあらゆる食材を自ら産地まで行って、交渉してまとめてきてしまいます。
相手は小さな農家だったり商店だったりするので、流通ルートが出来ているわけではありませんから、いちいち手間を掛けて仕入れます。これは大きな旅館では絶対出来ないこと。これが、御宿さか屋の特徴かもしれません。
そのひとつがこれ。三島函南の農家まで週に2回仕入れに行きます。面白い農家さんで、いろんな新しい種類の野菜も出てきます。
この鮮やかな大根は「アカダイコン」そのまんまやん!
紫バージョンもアリマスヨ
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自然の恵みと人々の努力を味わう…ワサビ
この凄い場所は中伊豆の山奥。わさびの棚田にそびえ立つ大きな木です。この足元には天城山麓の湧水を生かしたワサビが栽培されています。
夏の写真ですが冬の今でも、山葵農家さんは収穫作業をこなします。私達が口にする山葵は、農家の方々が冷たい水の中から引き上げたもの。全ての収穫物に作った人がいます。バックグラウンドを知ると、美味しさとありがたみが倍増しますね。実際こちらの農家さんの生山葵、最高品種の「真妻」は味も香りも素晴らしい逸品です。ぜひさか屋でその味を体験してみて下さい。
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創作会席「天城越え」春の新メニュー【さくらづくしの膳】その2
河津さくらもちらほら咲き始めたとの噂が…今の時期は天気も安定し、ちょこっと寒いけど旅行日和ですよ?
先日、毎年恒例の創作会席「天城越え〜桜づくしの膳」の試食会がありました。その第2弾!
先椀「白子しんじょと春の若筍椀」
板長の情熱注いだ出汁が光る先椀は今回、しらこしんじょと若布・筍という春尽くし。じっくり味わってどうぞ。
お造り「駿河湾造り〜春のあしらい」
駿河湾の深海から揚がる「手長赤座海老」は安定供給が難しい希少な海老。ぜひ食べてみてください。人によってはあの海老より美味しいと評判です。
「春だこ・蟹・桜葉のさくら粥」
今回のおしのぎはピンク色のおかゆ。春といえば蛸。蛸と蟹、そして桜葉を入れたさくら粥。ふつふつと暖めた後、うつわに盛って最後に「板長渾身の銀あん」を注いで味を調えます。これが絶品!!
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泉質自慢の古湯〜子宝の湯としての伊豆天城吉奈温泉 その1
吉奈温泉が「子宝の湯」として知られるようになったのは、どうも江戸時代以前のようです。
吉奈温泉の起源は記述が残っているものでも、西暦724年。神亀元年のこの年、吉奈に【善名寺】(ぜんみょうじ)が建立されました。開祖は行基上人、吉奈には【行基の滝】や【神亀橋】という地名・名前があり、この寺院と共に吉奈の温泉についても記述が残っています。
奈良・平安後期には存在が確認されている吉奈温泉が、広く知られるようになったのは江戸時代。
徳川家康が鷹狩りの際見初めたと言う側室お万の方は、沼津周辺の出身でした。既に「子宝の湯」として名をはせていた吉奈温泉の評判を聞いており、子宝祈願で滞在したのです。見事祈願のかいあって家康の10男と11男を授かったことから、「子宝の湯・吉奈温泉」は全国的に知られるようになりました。当時将軍家や大名に関わる滞在は全て新たに館を建て「本陣」としていました。当時「大湯」源泉の横で祭祀のための造り酒屋を営んでいた当家は、大正初期に「本陣」を受け継ぎました。
吉奈温泉は共同所有ですので、どの宿でも同じ「子宝の湯」に入ることが出来ます。但し、循環・加温なのか、手を加えない100%源泉なのかは施設によって違います。「御宿さか屋」は全ての湯船で「源泉100%掛け流し」を実施しています。
泉質は…ぜひ入ってみてください。これだけは百聞は一見にしかず・百見は一体験にしかず。とても肌に柔らかく、お礼参りの赤ちゃんにも負担のかからない単純泉です。
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