昨日は【クリスマスコンサート】と銘打ち、地元の方もお招きしてのまったり音楽タイムでした。今年で何年目？と聞かれ、そうですね、大阪フィルの方をお迎えしたり、地元の陶芸家の先生が参加しているジャンベ（アフリカの太鼓）のグループにお願いした事もありました。ここ数年は当館の常任プレイヤーである下山英二氏にお願いしています。

お客様の中にも楽器をされる方が多くおいでのようですから「我こそは！」と言う方は、ぜひ「さか屋でコンサートを開いてみませんか？」。ご連絡お待ちしております。また、音楽グループの方々。現物支給(笑)のギャラでよろしければ、ライブ可能です。お声を掛けてください。

さて、皆様もご心配になっている「伊豆東方沖群発地震」です。実は伊東側のプレートと山を越えた天城のプレートは地震帯が違うため、伊東沖で揺れても天城側にはほとんど影響がありません。全く揺れない訳ではないのですが、気がつくぐらいです。

この火山性の群発地震は震源がごく浅く、一度始まると何週間か続く事もあるります。しかし大きな地震につながるようなものではないため、地元の人は「東海大地震じゃなくて良かった、良かった」と反対に安心したほどです。

地震についての知識も、静岡県民ないし伊豆地元民の知識は非常に高く、とても詳しいです。近所のおばさんでも「伊東とは火山帯が違うからねぇ」ぐらいは言ってのけますよ(笑)。だからこそ地震に対して「伊豆人はのんびり構えている」のですが、周りから見れば「なんで？」となるらしい。

だから伊豆以外の土地からやってくる観光客に対して「ご安心情報」を提供し忘れたりするのです。だからここでも、声を大にして言っておきます。
「群発地震なので、全く揺れないという訳ではありませんが、大きな地震に繋がるようなものではないので、どうぞ安心して伊豆に遊びに来て下さい！！」

ちなみに御宿さか屋では今のところ「地震によるキャンセル」は一件もありません。これも大変ありがたいことだと、心よりお客様に感謝申し上げます。

明日１２/１９はクリスマス前の最後の土曜日。 ですので、【クリスマスコンサート】を開催予定です。宿泊のお客様を中心にご近所の方もお誘いして、こじんまりとしたコンサートを開きます。

下山英二　　in 　御宿さか屋　クリスマスコンサート １２/１９(土)　開場１９：５０　開演２０：００(終演２１：３０） ※暖かい格好でお越し下さいませ ※演奏中はコーヒーサービスあり。 終演後にはちょっとだけココアなどのご用意があります

まったりとゆったりと・・・リラックスムードで音楽に浸ってください。毎年大変好評です。

本日の日付が変わる頃、地震がありました。
ＴＶでは震度５と報道されましたが、私達の個人的な「体感」では「震度３ぐらいだったんじゃない？」と言っていたのです。詳しく調べてみると「伊豆市」は震度３でした。恐るべし伊豆人の地震感知能力…。

震源地もごく浅く、大きな事にはならなそうです。ご安心下さい。

実はちょうど車で横浜から帰ってくる途中だったのです。遅い夕飯を取るため大仁に開店した台湾料理屋さんにいました。地震の時３０秒ぐらい電気が落ちてしまい、皆さん台湾出身の方だったらしく「キャー！コワイ！」と叫んだ場面もありました。
すぐに復旧しましたが「日本ハコウイウコト、ヨクアルノ？」と聞かれ「ないない。だけど１０数年前はあったから、けっこう慣れちゃっているかもね。たいした事ないよ」と答えてました。

「東海地震」を意識している伊豆の人にとっては、震度５ぐらいは大したことなく感じてしまいます。良いのか悪いのか？わかりませんが、防災意識は静岡県の９０％の人が持っているので、いざと言う時には動ける仕組みはあります。旅館はお客様の命をお預かりする職業ですから、自然と神経質にならざるをえませんね。
お客様に安心して来て頂ける様、これからも気をつけたいと思っております。

土曜日もおトク価格になっています。だから土曜日に来るのは一番おすすめ。露天風呂付き客室もいい感じに暖まっています。

今週末は下山さんの【クリスマスコンサート】も開催！いつものいい感じの演奏が、ちょっぴりクリスマスバージョンになりますよ。

露天風呂付き客室で過ごすクリスマスも、たまには良いのではないでしょうか？

広々露天風呂付き特別室と展望露天付き客室など、まだちょっとあります。

実は今日うちの「富士山教(富士山狂とも言う）」でもある社長と女将の発案で御殿場まで出かけました。
天城からは一部見える場所があるのですが、吉奈温泉からは見えません。ですので、富士山が顔を出す「大仁」辺りからほとんど毎日「富士山チェック」をする社長と女将。「おっ！見えた見えた！！」と毎日毎日同じようにはしゃいでおります。

静岡県外の方はご存じないかも知れませんが「静岡県にいたら富士山が必ず見える」と思ったら大間違い。春から夏はほとんどもやっていたりして見えないんです。やっぱり富士山を見るなら「冬」！空気も澄んでこんなにきれいです。この写真は沼津からみた富士山。ポコッと空いた穴もかわいいと思えばカワイイ。

富士山に登った事のある人は、人口からしたらそれほどないでしょう。ですが日本を訪れる多くの外国人はけっこう登ってますね。京都の次に外国人率は高いのではないかと思う位です。
また富士山を囲む観光も絶大なものがあります。これでがんばっているのは山梨県。以前は「富士山は箱根から見るもの」というのが、外国人向けツアーの定番だったとか。それをかなりのアピールと設備投資で「富士山なら山梨県」と言う位置にまで持ってきた熱意は相当なものです。

引きかえ伊豆や静岡県側の観光関係者はまだまだ恵まれすぎているのか、ほとんど「富士山の静岡県」というものは精神的未開発のままです。

外国人を迎えるに魅力的な要素として、一見良さそうな「温泉」は意外にも文化の違いで外国人にはそれほどアピール力がない。これは「湯に浸かる湯船」という概念が世界的にはそれほど多くないから。特に中華系の人々は生活に「湯に浸かってリラックス」という概念がない。中国ではバスタブはとっても浅く作られ、シャワーの水を受けるためのものなのです。これでは「温泉がメイン商品」の伊豆が、京都・日光・ＴＤＬなどの他地区に比べ売れていないのは頷けます。

それでも昨日は当館にも香港からのお客様がおいででした。翌日はやはり河口湖で富士山の宿に泊まると言っていたヤンさん。今日やっぱり「御殿場アウトレット」でバッタリ！会ってしまいました(笑）。意外にせまい日本です。