「あ)御宿さか屋トピックス」の記事一覧
うれしい出来事?
実は先日御宿さか屋のお部屋が、期せずして雑誌の表紙を飾りました!こーんな感じ。
でも実は、この雑誌に御宿さか屋の記事はありません。
これはリクルートが「ゆこゆこ」という会社を買い取り、60歳以上のシニアに向けて新たに発行した送付型の冊子なのです。ですので中身は記事広告。この冊子はじゃらんネットにおいて、60歳以上のシニアに人気の宿を集めたものだとか。
じゃらんネットにおいては、意外にも30~40代のお客様が多い【御宿さか屋】は、客層が若すぎるらしくこの冊子に参加していないのです。
ところが、編集部から「じゃらん編集部にあるいろんなデータベースから、表紙になるような写真を血まなこで探したんだけど、さか屋の写真が一番しっくりくるので、どうしても使いたい!ダメですか?ダメだとかなりキビシイのです…」とじきじきにお声をかけて頂いたのです。
ありがたい、かつ、スゴいことじゃないかしら?
だって編集部にはいろんな宿の写真が数万単位であるはずなのに、その中で、わざわざ御宿さか屋の写真が良いと言ってくれるなんて。しかも掲載されてない宿だし。ありがたや、ありがたや。
惜しむらくは当館のお客様の年齢層が、じゃらんネットにおいては若い、ということかしら。
天城・修善寺地区の宿はどこもお客様の年齢層がかなり高いのですが、当館だけが20代後半から30代・40代になぜか人気があるらしい。地元の銀行も驚くほど、他の宿とはお客様の年齢層が違うとか。客層が「若い」のは嬉しいことでもあり、門戸もより広げたいと考える当館としては、今後の努力ポイントとも言える。
この表紙、どこにも「どの宿なのか」というクレジットが無いらしい。「この表紙の宿はどこ?」とコールセンターに問い合わせれば教えてくれるそうですが、宣伝にはならないかな?
写真のお部屋は「広々露天風呂付き特別室・楓の間」です。
プール・川遊び・花火付き!【夏休み★ファミリィープラン】大好評♪
プール・川遊び・花火付き!【夏休み★ファミリィープラン】が現在大好評!
パパママのお話では「チェックイン前の13時からプールに入れて、花火もバケツの心配しなくていいし、お料理もボリュームあるし、無料のミニカレーまで付いていて、本当にバリューのあるプランですね!」とお褒めの言葉を頂くのです。
その度に「このプラン考えた私ってスゴイ?」と調子に乗ってます(笑)。
これから遅い夏休みを楽しまれる方へ。海は最近もうクラゲが出るらしいですから、ぜひ山に囲まれたプールへおいで下さい★お待ちしております。
8/29は伊豆の三大奇祭・明徳寺【東司まつり】
こんな小さな町でも、花火大会もあるのです。毎年8/29に開かれる明徳寺の【東司まつり】はこの辺りで一番古く、有名なお祭りです。
そもそも【東司】とはトイレのこと。明徳寺は「下の神様」を奉るお寺として大変有名で、もちろん今でも「年をとっても下の病気になりたくない」という多くのファン、もとい参詣者をもつお寺です。
この田舎でも露店が立ち並び、花火を眺めるというお祭りらしいお祭りでしたから、小さい頃から「夏のメインイベント」でした。今はお祭り自体が多く開催されるようになり花火も珍しくありませんが、40年以上前には花火が上がるお祭りはそうそうなかったのです。
開催地の市山は吉奈から山一つ隔てたところなのですが、実はさか屋からもその花火が見られるのです。御宿さか屋では「遠くに上がる花火を見ながら冷酒を一杯…」という会を毎年必ず開いています。もちろんお酒だけでなくスイカや枝豆なんかもご用意して、遠花火を見ながらまったり過ごす企画です。
夏の終りをしっとり過ごすにはおすすめですよ。
ほたるの後は川遊び★まだまだ天城のお楽しみは続きます!
暑い日が続きますね!
何でこんなに天気が良いのでしょう。旅に出るなら晴れの日が助かりますが、あまり続くと庭の植物が心配です。
とは言え都会の気温上昇とはレベルが違うので、やはり当地も避暑地なのです。
「さか屋ほたるウォッチング」も残るところあとわずか。ほたるはまだ飛び交っています。今年最後のほたるをご覧になるなら、ぜひ今週中においで下さい!きれいですよ。
ほたるが終わっても「天城の夏」はまだまだこれから!花火やプールも楽しめます。お子様には珍しい「清流での川遊び」もおすすめ。私も小さい頃、近所の子供達と一緒に川に飛び込んでました。流れがあるので油断できない緊張感は、子供にはたまらないんですよ。
川で泳いだことのないお子様に、ぜひ一度、川遊び体験はおすすめです。
川遊び体験場所の【水恋鳥広場】は常に大人の目があり、安全には注意しています。しかし川の流れを感じることで、子供も自然に対する緊張感が養えます。
この感覚を養うことで、いざという危険にも慎重に対応できるようになるんです。魚のつかみ取りなどで自分の手で魚を取ったり、ワイルド&サバイバル体験してみるのも、教育上大変よろしいのではないでしょうか!おすすめです★
川遊びが出来る【天城・水恋鳥広場】
漆喰の芸術~こて絵の世界
いやー暑い日が続きますね。
外に出ると「じゅっ」って焼けちゃいそうなくらい。しばらく雨が降っていなかったので、今日の雷雨はありがたかったです。これで少しは畑が潤うといいのですが。
久しぶりの雨で思い出しました。下の写真は、うちの昔の屋根に描かれていた「こて絵」。屋根に見事な波と千鳥が描かれています。
あまりに見事なので、出入りの写真家さんが撮ったらしいです。昔の左官職人は壁を仕上げる時に、このような漆喰絵を自分のこてで描きました。この漆喰絵で有名なのは西伊豆・松崎出身の入江長八です。
職人の遊び心で描かれた漆喰絵を、芸術までに高めたのが入江長八です。松崎にある「長八美術館」にはこてで描いたとは思えない、精巧な漆喰絵が残されています。美術館自体も漆喰芸術で作られており、左官職人の名人が集まり、協力して作り上げたそうです。
上の写真は鬼瓦の下に波が描かれています。屋根の位置に水を描くことで、火事になっても焼け落ちないように、魔除けのような意味合いで描かれたものと思われます。残念ながら昔の建物を壊した時に失われてしまいましたが、幸運にも写真には収められたという訳ですね。左官職人の粋を感じます。
もし修行に出るなら植木職人か左官職人になりたい私としては、非常に興味があるのです。実は資材屋さんのブログのファンでもあり、カリスマ左官職人の仕事とか、この素材を使うとこうなってとか、なかなか奥深い世界なのですよ(マニアかも)。皆さんもぜひ松崎の「長八美術館」に行ってみて下さい。
この波の漆喰絵のおかげで、暑く乾いた夏が、少しだけ和らいだ気分になりました。