「い)伊豆!旬のお楽しみ」の記事一覧
天城路ハイキング(しかも無料)のお誘い
天城旅館組合では毎年春と秋にハイキングを開催しています。しかも宿泊者なら費用が無料に!
野鳥の声だけが響きわたる写真のような原生林。木々の発する清清しくしっとりとした空気。その中を歩くだけで、体中にエネルギーが満ちてくるのを感じます。木々に耳をあてると、水を吸い上げる音が聞こえるようでした。多少の雨が降っても大きく葉を広げた木が守ってくれます。
私も数年前に数回天城山・八丁池周辺のハイキングに参加しましたが、とても良い体験でした。やはり専門のインタープリター(天城では「山の案内人」と言います)が付いてくれると、「この花は○○だ」から、どうして森が大切なのかまで説明してくれます。目の前の美しい自然と、さらに大きな視点から環境の大切さを教えてくれ大変感動した覚えがあります。
いくら身近とはいえ山は山。甘く見ると痛い目にあいます。この企画なら山のガイドも付きますし、安心して山歩きが楽しめます。
このイベントのスゴイのは「天城宿泊者は費用がタダ」と言うところ。前日さか屋に泊まって、翌日ハイキング参加のあと修善寺駅まで送ってくれるとか、当日なら朝修善寺駅でピックアップしてくれるとか、単純に考えただけでも交通費を含めると更に2000円ぐらい得してますね。
加えてさか屋の【女将のおにぎり付き★天城越え&八丁池ハイキングプラン】でお泊り頂きますと、翌日ハイキングに参加の時に「女将の手作りおにぎり」とお茶(ペットボトル)をご用意します。
この2つの企画重ねたら、とってもおトクかつ便利!おすすめです。
私も参加しちゃうかもしれません。
【女将のおにぎり付き★天城越え&八丁池ハイキングプラン】
★AMAGI BLOG★
★天城観光協会★
★GWもまだ間に合う!空室状況はコチラ★
↓参加することになりました。よろしければ押して下さいませ
GWも露天風呂付客室がおトクになります!
緑が美しくなってきました。広々露天風呂付特別室からの眺めも緑が増していきます。この露天に浸かりながら庭を眺めるなんて、最高の贅沢と言えるでしょう。
実は私も休みの日の夜、入ってみましたが、ヤバイデス。ヤバイくらい素晴らしい!満天の星も川のせせらぎも本当に独り占め…。もちろん100%源泉掛流しの湯はこれ以上ないくらい絶品。照明を行燈1つだけにして、湯船のかまちに足を乗せ、1時間も入ってました。このままお布団にもぐりこめたら至上の喜びでしょうね…。
試したい方はぜひお越し下さい。今からがおすすめです。
★伊勢海老&お部屋食【広々露天&ぷち贅沢プラン】★
庭のしゃくなげも美しく咲き初めました。蕾のうちはピンクなのですが、開花すると色が薄れていきます。
貸切露天風呂「はなの湯」からもご覧になれます。花見風呂もおすすめ。
今の時期、萌え始めた天城の山々を見渡せ気分が良いですよ。こちらは5~6人ぐらいお泊りになれるタイプ。※5/4に空室が出ました!お早めに!
ただ今モニタープランをご用意しています。平日料金25000円→23000円に★
★2世代3世代の旅に大人気!【展望露天つき準特別室&創作会席プラン】★
気軽に露天風呂付客室を試したい方にはコチラ!露天風呂付客室になんと20000円以内でお泊りになれます。
★素朴な露天つき!【旧館はなれレトロ客室『鐘打荘』&大名焼プラン】★
★GWもまだあります!空室状況はコチラ★
↓参加することになりました。よろしければ押して下さいませ
西伊豆の旅~土肥温泉・象牙美術宝庫
西伊豆の土肥にある「象牙美術宝庫」。ここはうちの女将のおすすめ観光スポット。なんせもう入手出来ない象牙の美術品がわんさか、しかも国宝級。
とにかく絶句です…
この象牙玉は球体を奥に掘り進み層に切断していくので、中でくるくる回ります。その繊細さは網のような透かし彫りを見て下さい。前列は作られる過程を現したもの。中段は電動やすりを使った機械彫りの細工で、50層だとか。一番奥にある象牙玉は手彫りの20層のものです。↓これで中身はぐるぐる回るんです!
故宮博物館にある象牙玉が手彫りの世界最高で22層のものですから、これがどれだけスゴイものかは推して知るべしです。
牡丹や水仙の薄ーい花びらまで。後ろが透けて見えそう。
もちろん鎖も刳り抜き、はすの産毛まで表現されてます。「象牙の肌」といいますが、その白さ、美しさは宝石にも勝ります。すっかり魅了されてしまいました。
西伊豆の特産品「桜葉漬け」で財を成した館主さんは、中国にその技術を教えに度々行っていたのです。これらの貴重な象牙細工をワシントン条約締結前に日本に持ち帰り、コレクションは300点を越えたので、地元観光に役立てたいとこの美術宝庫を開館したとか。
象牙の他に輝石・宝石で作られた細工物。これはおめでたい桃の木。多産を表し子孫繁栄を願って作られる縁起物。カワイイ。
微妙な天然石の色合いをそのまま生かして作られています。
面白かったのはコレ ↑ 「満漢全席」の食材を全て輝石・宝石の色を使って表しています。ピーナツからタコ、魚、野菜まで全部石!
象牙ってまともに買うとこの値段です。桁を間違えますね。しかもこれ割と小さいんです。
「可愛くて欲しいな~♪」なんて気軽にいえないお値段。可愛くない。
今の時代「象牙」という素材に微妙な考えも抱きつつ見に行ったのですが、芸術品としての価値は素晴らしく高い為、一瞬全てを忘れて心奪われました。やり直し出来ない素材なだけに、作り手はそれこそ命を掛けて作ったんだという気迫にも圧倒される。さらに学芸員の方がきっちり説明して下さるので、わかりやすい。「コレは象牙を30本使っています」と説明されることで時々「そうか、これは象牙なんだ」と思い起こされますが。
多分これらの芸術品は中国にとって本当は「国の宝」だったのでしょうが、時勢が悪く財産を持っていると罰せられる時代があったので、大量に放出されてしまったのでは。日本の浮世絵みたいに海外でしか見られないとは、残念ですね。
とにかくお金では換算できない(総額数十億円と書かれていますが)価値の高い美術品が、わんさかあります。チラ見でも充分伝わりますが、時間をかけて回りたいものです。
象牙美術宝庫
★貸切露天から花を眺める!空室状況はコチラ★
↓参加することになりました。よろしければ押して下さいませ
伊豆の美味しいもの~おおき牧場・グリーンヒル土肥
さて、先日西伊豆めぐりをしてきたのですが、やはり食べ物ネタは欠かせません。いつものぞく「おおき牧場」のドライブイン「グリーンヒル土肥」にまた行ってみました。
さっそく目を引いたのはコレ!「生しいたけをセルフで焼いて食べる」250円という斬新なアイディア。実際生しいたけを炭火で焼くともんのすごく美味いデス!天城の地元ではしょうゆをつけるとしいたけの風味が消えちゃうので、「しょうゆの焼酎割り」というタレにつけます。これは是非お試し下さい!
アイスクリームスタンドに行くとまた目を奪われました。「椎茸チャーシューバーガー」280円のPOPです!パン・チャーシュー・椎茸・わさび・全て自家製という熱のこもった逸品。一瞬ふらっときそうになりました。しかし…
冒険心の無い自分を多少情けなく思いながら、本命を頼みました。「びわアイス」450円。ごっろごろびわが入って、果物感満載。ミルクも美味しい。うちの父も「コレなら450円は仕方ない」と。おすすめです。
どなたか、ぜひ「椎茸チャーシューバーガー」をお試し頂き、是非感想をお聞かせ下さい!お待ちしております。
★グリーンヒル土肥★さか屋から車で20分
★GWもまだ間に合う!空室状況はコチラ★
↓参加することになりました。よろしければ押して下さいませ
西伊豆の旅~戸田造船郷土資料博物館
先日韮山の「江川邸」に行きましたが、その際伊豆の歴史の奥深さに、改めて感銘を受けました。
ペリーが黒船でやってきた時から、幕府は開国へと導かれますが、この小さな村もその一役をかいました。ここは近代造船の始まりの地なのです。
鎖国していた日本に黒船の次にやってきたロシア船「ディアナ号」。下田停泊中に安政の大地震の津波で大破し、これの修理を小さな漁港「戸田」で行う事にしました。しかしその船は運ぶ途中、荒波で戸田港に入りそびれ、途中沈没してしまいます。その乗組員の受け入れと彼らがロシアに帰るための船を作ることになったのが、戸田の船大工達。幕府とのつながりが強い廻船問屋が仲立ちをし、江川太郎左衛門も協力して、ここで近代造船技術が培われたのです。
私の疑問は「こんな小さな漁村に多くの廻船問屋がいて、政治力を持った事業がなされていた」という不思議。何ゆえ事業力があったのか?と言うことです。
資料館の方にお聞きしましたが、実は戸田の廻船問屋は、江戸城築城の際の石材を切り出して届けていたのだそうです。伊豆は有名な「伊豆石」という美しく堅牢な石の産地でもある。遠くは九州まで、全国の多くの城主が伊豆石を戸田の廻船問屋に頼み運ばせたのだとか。そりゃお金持ちになる上に、政治的な意味も強くなりますね。納得。
駿河湾は日本で一番深い海。そこに住む特殊な生物が展示されている「駿河湾深海生物館」も併設されてます。
おにぎりみたいなカニみたいな?
この「ラブカ」は生きた化石と言われる深海魚。絶滅したと思われてましたが、昭和58年に一度捕獲され「三津シーパラダイス」にて48時間のみ生存していたものです。
面白いのは深海生物だけに、すごい圧力の中で生きているもの。生きたままの保管はとても難しい。だからみんな「ホルマリン漬け」で保存。ここはもちろん教育委員会の管轄なので、小学校の理科室のような懐かしい感じがさらに興味深い。
★戸田造船郷土資料博物館★
★GWも間に合います!空室状況はコチラ★
↓参加することになりました。よろしければ押して下さいませ