「こ)伊豆ごはん・うまいもん」の記事一覧
伊豆の美味しいもの〜夏の名品【函南・平井の西瓜】
マジ美味しいですよ!
おみやげにもおすすめ三島・函南の名産【平井のスイカ】
午前中に行きつけの農家さんに行ったら、ちょうど西瓜の値段付け中でした。
ごろんごろんと軽トラの上にすいかの山が乗ってます。これを磨いて重さを量って値段をつけていきます。
値段帯は2000円台が多いのですが、ウチは自宅で食べるので「小さめで安いの下さい」と言ってみました。奥さんが量って小さめのをなんと1000円で譲ってもらっちゃいました。常連の役得ですね?
帰ってかぶりついたら、サイコーの甘み!!夏だなぁ…。
熱海と函南の間の熱函道路沿いが「平井地区」です。多くの農家がスイカを即売しています。伊豆のブランド西瓜、ぜひ食べてみて下さい。
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伊豆の美味しいもの~待つのは覚悟!安くて美味しい中華屋さん【フイロン】天城
ここは紹介しようかどうしようか、悩みました。美味しくて安い、ある意味最高のお店だからです。更にウチから車で5分という近さ!
作れる日とそうでない日があるので、まず「今日は酢豚作れますか?」と聞きます。おじさんの忙しさ具合とか、材料があるかで決まる「酢豚」はお肉がたっぷりで、ジューシー。お酢のあんかけには玉葱や大好きなゆり根がしゃくしゃく入ります。写真は2人前
ご飯パラパラの「チャーハン」も特製チャーシューが結構入ってる♪化学調味料の使われていない素朴な味で、コクがある。ごはんもの好きにはたまらんです。
女将・社長もイチオシの「五目うまにラーメン」これはホント絶品!
上にかかった塩味のあんかけはきゃべつ・にんじん・ゆりねと豚バラ入り←豪華でしょ?更に半熟卵とチャーシューがのってる~!野菜と肉もたっぷりで、なんと550円(涙)!ウソみたいにお得なうえに、なんと言っても「美味い」のです。これ食べたら、トーキョーのラーメンなんか食べれません!
このメニュー、公開してよいか迷います。だって、美味しさの割りに、安すぎです。例によって「値上げした方が良いですよ」と進言してしまいそう。おつゆのない「肉味噌ラーメン」(じゃじゃめんに近い)も美味しいんですよ。
いつも連泊する御宿さか屋のおなじみ様にもご紹介したのですが、あまりの美味しさと安さに感動して毎回そこに出かけてます。友達のカナダ人ファミリーやオーストラリア人にも大変好評。ただし、注意がひとつ。
ここはご夫婦2人だけでやっておいでなので、急いでいる時は無理。すっごく時間かかります。地元の人気店でもあり、伊豆を走る営業車(おしぼりやさんとか、配送業とか)の方々にも愛されてるので、混んでます。空いていたら「ラッキー」と思って入って下さい。
美味い・安い・早くないお店【フイロン】とってもおすすめです。時間の余裕があるときに、ぜひどうぞ。
そろそろ西瓜の季節ですね
だんだんむしむしして来て、夏が近づいている感じがしますね?
夏!と言えば西瓜でしょう!近日中に函南のブランド西瓜「平井の西瓜」の様子を見に行こうと思います。上手くいけばお客様にお出しするプランも練っています。
7月の土曜日は連休を除いて、お得な価格でお泊りになれる『土曜日スペシャルディ』となります。露天風呂付き客室や特別室もぐぐっとお値下げしてありますので、ぜひお越し下さい。
8月2日は昔懐かしい夏祭り【吉奈温泉★夏祭り】
吉奈温泉は昔から小さな夏まつりを開催してます。
今年は8月2日(土)に決定しました。
お客様に喜んでもらいたいのが半分、あと半分は地元のみんなの毎年のお楽しみでしょうか。吉奈青年団が忙しい中いろんな設営・運営を行いますが、一時その忙しさ・仕事の多さに休止になりかけたのです。そこを地元の若者のがんばりでまた元気を取り戻した思い入れの深い小さなイベントです。
主な運営は青年団と言いましたが、実は青年団という集団は強制ではなくみなさん自主的に「お祭りがやりたい!」と集まってきてくれたメンバーです。実は吉奈以外の地区から来てる(高校生も多い)ことも。自分の地区には「地元の人が集まってやるお祭りがないのでやってみたい」のだそうです。ピチピチした高校生がかき氷とか作ってくれますョ!
もちろん定番『盆踊り』もあります。こちらは地元のおばさま方ががんばってます。幼い頃は盆踊りの練習会があったくらい。踊り好きな方が多くて、踊りが分からなくても手取り足取り教えてくれます!
そして!生ビールはなんと飲み放題!!しかも無料!!!地元の方々の寄付で運営してますから、お客様はどうぞ飲んで飲んで。良い気持ちになってる笑顔のおじさんが配ってくれます。
いや~、なんともイイ笑顔ですね?
【吉奈温泉夏祭り】は、ほんとにほんとに小さな地区の主催です。でも、最近私は「ココにこそ『おもてなし』の原点がある」と思うのです。
この時期に合わせ里帰りする人がいます。自分の地区に「お祭り」が無いから参加してみたいと言う高校生達もいます。江戸の昔からこの土地でお客様を迎えるべくがんばってきた3軒の宿屋。もちろん温泉に来たお客様、時には外国からのゲストもいます。この土地の人々全てが、外から来る人々を心から迎え入れ、歓待する。吉奈温泉では全ての人が、見知らぬ旅人を我が家族のように迎える気質を持っているのです。
それはまさに「ホスピタリティ」そのもの。この小さなお祭りの情景を見るたびに、言葉にできない感動を覚えます。
こんなあったかい小さな夏祭り、どうぞ遊びに来て下さいね!
美味しいもの食べた~い!でも…
久しぶりに都会で食事をしました。
女将と私はなかなか外出できないので、街中に出たときは「市場調査」と称してなるべく外食してみるのです。じわじわと感じていましたが、最近世界的な物価上昇により街中の食事が美味しくなくなったような気が。
私どもも飲食業ですから、あらゆる食材を試食しています。時にはお客様に教えて頂いたりメディアに取り上げられているお店に行ってみることも。お値段出せば美味しいのは当たり前、手頃な値段で、素材を生かした美味しい料理を探しているのです。「皆様ぜひ教えてくださいませっ!」
「ここはこれを食べきゃ!ほんと美味しいよねっ」っていうものを1つでも持っている店は、本来強いです。しかしこの原材料の値上げと不況で、それもままならない。最近「あんなに美味しいものがあるのに、安い」お気に入りのお店が、どんどん姿を消します。とても残念です。
経営者が「商品に対する対価のバランス」を見極められなかったのかもしれません。これは危険です。私達も何度か「これは安すぎるから、もう少し価格を上げた方がいいですよ」と言いましたが、価格を上げてお客様が離れてしまうのが怖いのです。でもそれを続けることで利益が目減りし、お店を失うなんて本末転倒です。
消費者も安すぎる事を喜んでばかりいないで「適正価格」を考えるべきです。良い品質の美味しいものを手に入れるためには、やはりお互い努力も必要。このままだと個人経営の美味しいお店は、この打撃によって全部無くなってしまいます。
楓林の「豚肉の葡萄酒煮」本当に絶品でした。あれほどのソースを作る店が無くなるなんて。東京の有名店の中華料理も確かに北京ダックも、海老やふかひれ・牛肉もあるけどどれもそこそこ、「楓林の料理ほどの『美味いっ!』ってとこまで行かない」深みを感じられない。
味を決めるのは、素材の価格ではないということです。こうなると「美味しいってなんだろう」と考えてしまいます。