「こ)伊豆ごはん・うまいもん」の記事一覧

三島野菜が美味しい季節です!

秋野菜の出荷が最高潮!旨いと評判の三島の野菜。又は「箱根西麓野菜」とも言うのでしょう。美味しい野菜がドンドン出ています。あんまり美味しいので、女将の仕入にも自然と力が入るというものです。
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でっかい白菜もそのままで食べられるほど甘い!これを鍋にするのですから、美味しいに決まってます。ニンジンも甘いし、ほうれん草も、春菊も、大根も!旨い!
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それと同時に漬物作りも進行中。めまぐるしく剥かれた大根は、ウコンをまぶしてたくわんに。白菜の浅漬けもイケルし、カブのぬか漬けもおいしーい・・・。

おみやげにも良いかもしれませんよ。ご希望の方には場所をお教えします。女将にお尋ね下さいませ。

今週末は★食の祭典in伊豆【ホリデーイン伊豆2009】

美味しいものがいっぱいある伊豆市。それが一堂に会して食べ比べができると言う、夢の企画がコチラです。

【ホリデーイン伊豆2009】
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今回の見どころはやはり「イズシカ研究会」のプレゼンでしょう。楽しみにしています。もちろん他にもいろんな海の幸・山の幸がいっぱい出てくるので、歩いているだけでもかなり楽しめます。ぜひお出かけ下さい。

ビタミンたっぷり★キュウィフルーツ狩り体験★

キウイ-5234894.jpg 天城で【キュウィフルーツ狩り】体験が出来るのをご存知ですか?そもそもキュウィの旬って11月からだって初めて知ります。
小さな農園ですが、いつぞやは【王様のブランチ】にも出てました。
定番のみかん狩りもおススメですが、キュウィ狩りってちょっと変わってて面白そうですよね。なんでもその場でもいで食べるにはまだ早いらしいので、農園の方が試食を用意してくれるらしいです。(ちなみに今年のみかん狩りのみかんを農園の方に頂きましたが、めっさ美味しかったデス!お試しあれ)
ビタミンCもバッチリ!栄養もありそうだし、お肌にも良いらしいですよ。農園の方にキュウィレシピも聞いてみるのも楽しいかも。
今年は取材もかねて一度伺おうと思っています。

★天城キュウィフルーツ狩り【鈴木農園】★
電話  :0558-87-0408 場所  :下船原(R136とR414の分かれ道【出口交差点】を土肥方面に少し進んだところ・看板あり)さか屋からは車で6~7分 開園時期:11/8(日)~12月上旬   開園時間:9時~16時 料金  :一般1000円(御宿さか屋にご宿泊の方はなんと800円!しかも1.5キロのおみやげ付き!) ※受付に当館の領収書、または宿泊前でも予約確認書などご提示下されば割引対象になります

週末は【中伊豆ワイナリー】でランチ!

なんだかんだと忙しく出かけられないので、日常からのネタをひとつ。
私達宿泊業の一週間は土曜日を中心に動いているので、一番一息つくのはやはり日曜日のお客様を送り出した後です。時間はあまり無いけど、ちょっと気分を切り替えたい、そんな時に【中伊豆ワイナリー】のレストラン【テラスカフェ・カリフォルニァ】(?だったかな?そんな感じの)のブフェに出かけます
1907-ワイナリー
ここは料理学校経営が本体の「シダックス」(カラオケで有名)の志太会長が経営しているワイナリー。志太会長の故郷・中伊豆にカリフォルニァ「ナパ・ヴァレー」みたいなワイン畑を作るのが夢とのことで、このワイナリーを作ったとか。いつぞやの日経新聞の土曜日版のアンケートでは結構本格的な「良い小規模ワイナリー」として評価も受けていました。
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【テラス・カリフォルニァ】に行くのには幾つか理由がありますが、ひとつは眺めですね。「富士山フリーク」の女将と社長は、暇があれば富士山が見える位置まで車で出かけ「ほら、女将さん。富士山、富士山」とご機嫌を取ります。晴れている日の【中伊豆ワイナリー】は富士山ウォッチングには最適!ウェディングも良く行われてます。

もうひとつは意外と野菜が美味しい事。東京など都会のブフェに比べたら今ひとつかもしれませんが、雰囲気を楽しみたいのと野菜が旨い。最近は少し改善して「6種類のアイスクリームバー」を設置してました。あのアイスクリームデッシャーって、大きすぎると全然取れなくて使い勝手がすこぶる悪い(当館で何度も実験済み)。

そうそう先日出かけた時は「新酒が出来ましたのでワインを1杯サービスします」とお声掛け頂きました。ステキなプレゼントですね。見習うところもあり、気分も一新できて、爽やかなランチを過ごせると思います。但し、このテラスブフェは週末しかやっていないので、ご注意下さい。他のレストランはいつでもOKですよ。

★中伊豆ワイナリー★

静岡県の地場産品

静岡県庁産業部のマーケティング室からアンケートの協力依頼がありました。「宿でどれだけの地場産品を利用しているか」という内容です。地場産品も地元食材と地元伝統工芸品に分かれます。御宿さか屋は地場素材にこだわった料理を提供しているので、既に食材はほとんど地元のものです。しかし、備品・小物については、あまり意識した事がありませんでした。
↓ 写真は「中伊豆ワイナリー」で売っている地元の八百屋さん手作りのジャム。旨い!
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静岡県は徳川家康のお膝元であり、最後の将軍が終の棲家とした場所。大河ドラマ「篤姫」でも最後のほうに出てきましたが、江戸とのお国替えで江戸侍達は徳川家に従い静岡にやってきたのです。世の中は戦乱がなく既に侍のお役目も無くなった為、彼らは新しい静岡と言う土地で刀の代わりに、職人仕事に就きました。静岡市は職人の町になったのです。

ありとあらゆる職人さんがいる静岡市。私の仲の良いお得意様には籐職人の女の子がいます。彼女の家の近所には椅子の張替え師さんがいます。とっても便利ですね。箪笥などの家具や駿河雛・雛道具も有名です。漆器・蒔絵・竹細工・指物・下駄も特徴的な品物が多い。

また静岡県はお茶の産地。花の産地でもあります。←これは気がつきませんでした。最近は切花よりも地元の方が自作の花々を分けて下さるので。そういえば平成16年には「浜名湖花博」も開催されましたね。

実は私自身、見本市やギフトショーにも行きますし、積極的に地元のものを取り入れようと探しているのです。しかし、なぜ静岡の伝統工芸品を備品に採用していないか改めて考えました。
「価格が高い」イメージがある。繊細過ぎて実用に耐えうるものか心配。あまりに昔の伝統工芸そのままを持って来ても、宿の中で浮いてしまうので、多少現代風に変化を加えたほうがなじむ。それぞれの作品を知る場所が無い。以前見本市で見かけたが、価格が高かった(多少割高でも地元のものを使おうと心がけても、それの予想を超えて価格が高い)。

昔の旅館はお金持ちで装飾に費用をかけられたでしょうが、このご時勢です。なかなか難しいですね。伝統技術も生かしつつ、もっとリーズナブルで一般の人が買える価格ぐらいの製品も作ってくれれば「宿で採用するのはもちろん、お土産としても販売できるのに」といつも考えてるのです。

宿は多くの県外の方が来る場所です。私共もなるべく「天城・中伊豆の特産品のわさび」とか「由比の桜えび」など、意識的に地元の素材を利用し啓蒙活動を含め宣伝に努めています。その方がお客様も喜ばれます。それにはやはり地元の生産者の方のご協力があって、成り立っているものと考えています。工芸品を作る方々にもぜひご協力頂けたら、ありがたいですね。

静岡県産業課では、次はこれらの地場産品を集めて見本市を開く予定とか。もう少し早く考え付いて欲しいとは思いましたが、ぜひぜひ参加したい、早く実現するよう待ってます。