「は)伊豆のほほんだより」の記事一覧

おもてなし…「さか屋らしさ」の提供

先日経済誌に載った為、興味をお持ちの方もおいでと思いますが、当館はいわゆる「高級旅館」ではありません。しかし「良い宿」でありたいと思っています。肩肘張らずに源泉の湯浴みを楽しみ、お茶の心に触れ、美味しい地元の食材を地元の水で食べる。心からリラックスして頂けたら、それが私共の望みです。
かなり個性的な宿でもあると自覚しています。その個性ゆえに波長の合わないお客様もやはりおいでです。その際は大変申し訳ありません。当館のご案内を、もっとはっきり打ち出せていなかった結果、お客様の求める宿と誤解を生んでしまったのだと思います。
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旅人を迎える昔からのさか屋のおもてなし。これは長い年月の積み重ねです。御宿さか屋は特別室の様な風格ある棟も持ちながら、気軽に過ごして頂ける一般棟もございます。2つの全く違う棟がある故に、お泊りになったお部屋で印象が全く違います。
また長く続いた宿ならではの手なりの部分もあり「一分の隙もない完璧なサービス」とは違います。宿の亭主としてお客様をお迎えし、お客様に楽しく過ごして頂くよう努めるのが、私達の喜びです。
「宿はこうあるべき」というのは人それぞれです。こだわりポイントが違うので比べようがありません。もしプラン選びや部屋選びに困ったら、1本お電話下さいませ。ご希望を聞きながら、ご相談に応じます。またミスマッチが少しでも無くなる様、これからも情報発信していくつもりです。
どうぞこれからもご指導下さいませ。
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オプション「伊勢海老の鬼ガラ焼き」

きゃ~!!
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美味しそう~♪オプションの「伊勢海老の鬼ガラ焼き」です。ぷりっぷりの伊勢海老をしょうゆベースのたれで炙り焼き!香ばしくて最高です!!当日でも注文可能です。2名分(半身・5250円)

伊豆・天城は雨に強い!安心してお出かけ下さい

天城は雲が山に当たり、昔から降雨量の多い場所です。また雨が多いがゆえにその対策もしっかりされています。

昭和33年、有名な「狩野川台風」により当時大変な被害を受けた中伊豆地域。やはり記録的大雨が続いた後の決壊が災害を大きくしたようです。

しかしこの「狩野川台風」を教訓に、その後長い年月をかけて、天城では大々的に治水工事に取り組みました。そのおかげで今どんなに雨が降っても、すぐ処理されるため堤防が決壊する事は無くなりました。
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また、伊豆で一番歴史があり、堅牢なのが「下田街道」三島宿から天城峠を越えて下田へ向かう中伊豆街道です。この道はどんなに自然災害が起こっても、今まで寸断されたことはありません。丈夫で通りやすいために、伊豆へ訪れる方々のほとんどが使います。

伊豆・天城においでの時、天候と道路状況を気にされる方が多いですが、そんな訳で「伊豆で一番丈夫な街道」ですから、ほとんどご心配はいりません。安心してお出かけ下さい。

写真は山奥にある親戚のわさび田の光景。あまりの美しさと物凄さに、しばし絶句…。

9月末まで【金メダル記念フェア】キンメダイの煮付けをプレゼント!

女子ソフトボール日本代表の金メダルを記念して作った【女子ソフト★金メダル記念プラン】。昨日から特典をパワーアップして、金メダル→キンメダイを付けたところ、これが大変好評でした!

「そんなに好評なら、全部のプランにつけちゃおうか?」と女将が太っ腹なことを言い出しました。
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と言うわけで、このブログ見ている方の特典です!!

8/29~9/30までの期間限定
ご予約時に「【女子ソフト★金メダル記念フェア】のキンメダイを」と言ってくだされば、『板長特製・キンメダイの煮付け』(2名に1匹)プレゼントします!!ネット予約の場合は備考欄にご記入ください!(9/13・9/14は除外)

これは出血大サービス!これは9月に来るしかないですね?
ちなみにもう一度言いますが「本当に美味いです」…。

東洋経済「最強のサービス」取材の裏側

皆様に反響を頂きましてありがとうございます。一番最初にお電話を頂いたのは、以前一緒に勉強会に参加していた某有名高級旅館の会長様でした(汗)。雑誌を見てすぐお電話下さる所が、さすが良い宿の証。勉強になります。
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今回の取材は今までになく経済誌という硬派?なものでしたので、考えさせられる事が多くありました。まず取材依頼のお電話で、私が「週刊東洋経済」を知っていることに驚いておいででした。でも当然なのです。宿やレジャー産業は日々の経済と深く関わっているので、風読みも仕事。ウチの女将の愛読紙は日経です。

いつも取材がある時は「なぜ御宿さか屋が選ばれたのですか」とお聞きします。今回は某外資系金融機関ビジネスマン達からのクチコミだそうです。そんなところで、さか屋の話を聞くとは…!そんな使われ方をしていたなんて…!でも確かに思い当たるフシはありました。

一方さか屋は…と言えば、外国人客にも日本人客と同じようにもてなし、長年作ろうと言っておきながら英語HPも持たず、一応英語(私と専務)と仏語(専務)は少し話せるものの、当事者の女将と社長には「日本語とジェスチャーで充分だから、大丈夫!」と言いくるめて接客してもらってます。もちろん私がいれば、英語で説明していますが。
予約に関しても英語バージョンはないので、ご迷惑おかけしています。多分翻訳ソフトとかで訳された日本語でご予約してくれています。こうやって書くとかなりストレスフルな状態ですね。イカン!これはイカン!他のお宿さんの方がよっぽどスマートな対応をしていると思います。

思えば父(社長)も祖父も曽祖父も、外国人客には特に親切だったかも知れません。~日本文化や習慣を知ってもらうには、旅館に泊まれば一度に体験することが出来る~これが彼らの口癖でした。幼い私達兄弟にムリヤリ英語版エンサイクロペディアとか買っちゃう祖父も、将来を見越してたと言えばそうかも(涙)。おかげさまで多少役に立っております…。

とにもかくにも、外国人だから特別扱いしたことは、ほとんどないのです。いつものようにいつもと同じおもてなしを、ある意味不器用に長年続けてきた、それだけです。でもそのおもてなしを評価して頂けたのは、とてもとても嬉しいことでした。
「歴史に培われた昔ながらの日本らしいおもてなし、しかもそんなに高額ではない(←ここがポイントですね)。それが良いんです」と記者の方に言われた時「(外国人の方々も)とても良く見てくれていたのね」と感動を覚えました。地道にやってきて良かったなぁ。

これからは心を入れ替えて?少し英語のご案内など増やしていこうかと準備中です。
世界に発信できるツールを手にしてるんですから、もったいないですよね。来年は「富士山静岡空港」も出来ることだし、がんばります!