「は)伊豆のほほんだより」の記事一覧

秋のお散歩にいかがでしょう?【修善寺温泉散策コース】

修善寺温泉に皆様はどんなイメージをお持ちですか?
1200年の昔からある「伊豆の小京都」?「賑やかな温泉街」?実はどれもちょっとちがうかも。

修善寺温泉はこじんまりとした温泉街。誤解を恐れずに言うなら良い意味で「田舎の温泉街」です。こじんまりとしたお土産屋さん・飲食施設・どれも派手なものはありません。ボーっとしながらお散歩するには良いところ。私のイメージは、意外とリュックを背負った年配のご夫婦が散策しているっていう感じなのです。

そういう意味ではお散歩にちょうどぴったりのコースがありました。定番の観光スポットをめぐりながら歩きやすいコースになっています。
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このチラシ自体が「浴衣姿で歩く」のを基本としていますから、約1時間コースで、それほど疲れずに気軽な散策が楽しめるでしょう。

これくらいの気軽さなら、この他に「修善寺もみじ林」に寄って帰ることもおすすめできます

なつかしのお客様

女将の昔からのお友達がおいでになりました。
Kさまはその昔女将と一緒にお茶のお稽古に通っていたお友達ということで、とっても懐かしい写真をお持ち下さいました。

女将は独身時代より裏千家のお稽古に通っていました。師匠である島崎宗美先生は、東京(ご自宅)での教室の他に伊豆の当時「さかや旅館」に出張稽古に出かけてました。なんとなくお気づきの方もおいででしょうが、この島崎宗美先生のご紹介で母はさか屋旅館に嫁ぐ事になったのです。言わば両親の仲人さんで、かつ私の厳しい祖母代わり…。現在でもカクシャクとしたご婦人でございます。

その当時のお茶会の写真ですね。さて、女将はどこにいるのでしょう?
1932-女将
女将は幼い私達に「誰も信じてくれないけど、昔は本当にスリムだったの。やせてたんだから」としょっちゅう言ってたものです。
1933-女将

コチラの拡大した写真の中にわが母・女将がおります。さぁどれでしょう?
確かにやせています(笑)。当時は23才、実はこの写真が彼女の将来を左右するきっかけになったのでした。

ご想像の通り女将という職業は、派手な表の部分は5%もなく、大変な裏方の仕事がほとんどなのですね。彼女はこの後20年以上も若女将として苦労を重ねます。もし私だったらとても務まらない…。やはり嫁として来た人と、その家に生まれただけの人とは「覚悟」が違う。「古い家だからこそ新しい風を入れたい」と願った祖父の気持ちが良くわかります。この古い写真を見て、私も思いを新たにしたのでした。

Kさまに頂いたお写真で、思いがけずいろいろ考える機会になりました。女将も最近やっと(!)Kさまのようなお友達に来て頂ける気持ちの余裕が出来たようです。ぜひまたおいで下さいませ。心よりお持ちしております。

夕日を見に伊豆の海へ・・・サンセットクルーズ

今号の【伊豆だより】の表紙はこんな感じ!
オレンジ一色で「夕日を見に伊豆の海に行こう」と誘っています。

実は先日のお客様は「【戸田港のサンセットクルーズ】をしてから宿に着きたい」というご要望でした。本来当館は17:00までにはご到着頂き、お風呂に入ってからゆっくり夕食というスタイルです。だけど「どうしても夕日を見たい!」とのことでした。当館到着は戸田から車を飛ばして18:10でしたね。その代わりお風呂は後回しでお食事を18:40にスタートして頂きました。

私共はハナから「サンセットクルーズなんてやったら、宿の夕食には間に合わないもの」と思い込んでいましたから、未だにお客様にはいろんな事をお教え頂きます(笑)。よ~っく考えたら、今が一番日が短い季節だから一番早い冬ダイヤで、ギリギリ夕食時間に間に合うのですね。逆に言うと、今しか楽しめない【特別な季節限定イベント】という事です!!!これはレアですよ?

「サンセットクルージング(土・日・祝日は出航確約)」
1)11/1~12/31は冬ダイヤで出港16:10⇒帰港16:50
2)戸田港⇒吉奈温泉・御宿さか屋までは約30キロ(1時間10分)
ですので、順調に着けば18:10頃到着します(この予定を組む場合は、事前に当館にお知らせ下さい。お食事の時間の都合があります)
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【サンセットクルージング(土・日・祝日は出航確約)】
西伊豆の沈む夕陽を満喫しながらゆったりとクルージング。駿河湾を遊覧しながら海上からの富士山もお楽しみ下さい。
乗船料金:大人1,000円(中学生以上)小人500円(小学生) 出航場所:戸田中央桟橋 所要時間:約40分 ※平日は事前予約のみ(最少運航人員20名) (ご予約・お問合せ:電話0558-94-3323) ※荒天等により欠航する場合があります。 ※天候により夕陽が見られない場合もありますので、ご了承ください。 ホームページはコチラ

【天城越え 伊豆の踊子まつり】11/30まで★キレイです

★【天城越え 伊豆の踊子まつり】11/30まで開催中★

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トヨタ博物館(愛知・長久手)】に行きました

愛知県までビジネスフェアに行きました。その帰りに「トヨタ博物館」に寄りました。おりしもトヨタがF1から撤退表明した日、車にはあまり興味の無い私。唯一面白かったのは【カーマスコット】の展示。

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けっこう「ヤル気」なのは「燕」や「ふくろう」、「ちゃぼ」も攻撃的ですね。「勝利の女神」は何か叫んでいます。
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ラッキーアイテムとして人気の高い「蛙」。「はいたか」もステキですね。その当時1つ20~30万円ほどで売られていたカーマスコット。ルネ・ラリックのカーマスコットコレクションが全種類展示されているのは、珍しい事だそうです。私は「ふくろう」がカワイイかな?

こういうのがレプリカでおみやげがあったらステキだけど、そうはいかないか。トヨタのミニカーはいっぱいありましたよ。

どうせなら「愛・地球博」の電動カーに乗れるとかが無いかな?高級車や珍しい自動車が展示されてるけど、何かが動いたり、体感できる展示がほとんど無かったので、素人には面白みの足りない施設でした。あとコンパニオンさんが無駄に居る。学芸員で案内をするならば、別に女性じゃなくても、エレベーターガールみたいな制服も要らないかも。もっときちんと説明して欲しかった。
美術館・博物館好きな私にしては、珍しく楽しめなかったケースでした。

トヨタ博物館