伊豆なら・・・お刺身?
先日いとこが叔父の法事で来ましたが、その時の話です。
どんな会社でも維持するには、今のウチの様に企業努力でやりくりしているのがフツー。でもうちの親や叔父世代達は、それこそいい時代に育った人々です。
この人たち、昔ながらの旅館に育ったぼんですが、ありがちなことに食べるものにうるさいんです。ヤナ感じです。
もちろん「美味しいとはどういうものか」知る事はとても大切な修行です(だから食べ歩きにも積極的・・・ほ、ほら、仕事ですから)。特に食事を提供する職業なら、自分の店の料理はもちろん「ウチが一番!」と自信を持って提供出来るものでなくてはならない、と思います。
でも、昔は板前がとんでもなく高価な食材を仕入れて(誰に食べさせるのよ?)、オーナーに振舞うっていう時代もあったようです。ん?それってどこからお金が出てるの?
さか屋の子供でありながら、私の兄弟は飲めないことは無いが、みんなあまり飲まない。まさに「紺屋の白袴」で、お酒は「お客様のためのもの」で飲まれてはイケマセン。それも商売の秘訣だね、と酒好きのいとこ達に言われました。
そしてウチの父、まぐろ好きですが赤身が一番好き。お刺身ダーイ好きな父は、勝手に自分の分だけ買ってくるのですが、大トロとかに全く興味なし。聞くと生前の叔父もいとこ達も「赤身しかダメだったなぁ」と。昔は赤身の方が良いとされていたからか。
マグロの部位については、昔と現代は価値基準が変化したようです。
と言うわけで?昔ながらの御宿さか屋では、まぐろは赤身を少しだけお出ししています。それより美味しい伊豆の地魚の方が、旅人には好評ですし。
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