本日東京電力より以下の通達がありました。
「お客さま各位の節電へのご関心、ご協力が広範囲にわたって浸透してきた結果、需給バランスは著しく改善を見せており、当社は計画停電を「原則不実施」とすることといたしました。この計画停電の「原則不実施」を夏期においても継続することを目指し、供給力の更なる増強に向けて最大限努めてまいります」
良かったです！！停電はやはり不便ですし、それ位なら個人が心がけて節電の習慣をつけた方が良いですね。
これで首都圏の生活が安定してくれることを望みます。

伊豆など観光地は景気の反映が一番後にやってくる場所です。「まず経済の中心である首都圏が、１日も早く元の状態に戻ること」これが復興の第一歩だと思います。震災で直接被害に合われた方々のことを心に留めながら、さらに早い復興を望むなら、大切な日常を大事にすることでしょう。
桜を美しいと思う気持ち、新しい門出を祝う気持ち、新しい仲間を歓迎する気持ち。４月はもともといろんな気持ちが交錯する時期ですね。美しい花々を見て心が浮き立つ気持ちを大切にするべきです。一緒に悲しむ気持ちも大切ですが、被災者の方々が早く日常を取り戻せるように(ばか騒ぎは必要ありませんが）楽しい気持ちを提供できるように私たちは頑張るべきなのかな、と思うようになりました。
私が出来ることもいろいろ考えてはいるのですが、多分もう少し時間が経ってからのようです。
それにつけても例の「お花見自粛」発言はどうなのでしょう。伊豆の人々はその話になるとみんな一様に激怒していましたが。
東日本大震災　自粛の春、花見考　不謹慎→復興支援に(毎日新聞・4月9日(土)11時8分配信）

自粛ムードは震災直後から始まり、３月２９日に石原慎太郎東京都知事が「同胞の痛みを分かち合うことで連帯感ができてくる」と自粛を呼びかけた。蓮舫・節電啓発担当相は４月１日に「権力により社会活動を制限するのは最低限にとどめるべきだ」と反論した。
　「南部美人」「あさ開」「月の輪」を製造する岩手県の酒蔵３社は２日から、動画サイトのユーチューブに「被災地以外では普通に花見をしてもらう方がありがたい」と蔵元や杜氏（とうじ）が呼びかける動画の投稿を始めた。映像は８日夜までに約４２万回再生された。

「飲酒自体が不謹慎」と言われることもあるが、動画の反応はほとんどが賛同だったとか。
伊豆の人々は「公人が遊興の自粛を呼びかけるなんて！！観光地に死ねと言っているのか？！」と怒っています。かなーりしずかーにふつふつと怒っています。
昔と違って、情報を通じてこれだけ全国が近く感じる現代です。「被災地の方々が本当に望んでいる事」を知る事も出来ます。いろんな考えがあってよいのでは。
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