民宿も良いねぇ〜?旅館も良いよぉ〜!

職業がらかもしれませんが、私じつはよそのおうちに泊るの大好き!よそのおうちのごはんも大好き!旅館に泊るのは趣味にするには、いろいろ考え過ぎて無理。泊るならホテルか民宿か人のおうちに限ります♪
「旅館を超えた!?民宿ランキング★ミンシュクラン」
(TV東京 日曜ビッグバラエティ11月7日19:54〜放送)
以前「となりのマエストロ」で「旅館マエストロ」として御宿さか屋をご紹介してくださった井門隆夫氏が出演されていたので最後まで見てしまいました。
を見ていて、いろいろ考えるところがありました。民宿と今のさか屋とどこが違うでしょう?
皆さん「おもてなししたいという心」いっぱい!漁師だったり畜産農家だったり、それぞれの個性が生かされたおもてなしは、圧巻です。これは民宿も旅館もいつでも共通です。
お料理に対する飽きない努力。これはすごいものがありますね。旅館のように経営者・調理長・お部屋係と別れていないからこそ、経営者の想いがそのままお料理に反映できます。私共も料理に関しては、調理長と女将・社長がかなり密に相談しながら作り上げます。その際はプロとしての調理長の技術は大変大きい。プロの料理はやはり出汁が違います。
一番違うのはやはりお風呂に関する部分でしょうね。御宿さか屋でも、温泉に関しては専務が湯守として一日かかりきり。それがさかやには、ん?いくつあるんだ??浴槽は毎日8個!!客室露天があったりすると、満室で+6個で全部で14個!!!あるんですもの。大変な仕事です。浴場施設の状態も常に清潔感を保ち、心地よい演出もしなくてはなりません。
あと普通の民宿は井門氏もおっしゃるように「ほとんどの宿がなにがしか『本業』(農業や釣り船、年金受給含む)を持っており、あくまで『ダブル事業』」なんですね。やはり専業で旅館を営むものとしては、「安定的な内容」をいつでも提供しなくてはならない。それは結構手間も経費もかかる事。真剣勝負は否めない(笑)。そりゃ眉間にしわもよります。
民宿の一番の魅力は、やはり「喜んでもらおうとするオーナー」さん自身にあるでしょう。「おもてなしの心」は、時として商業主義に走りマニュアル化された旅館からは消えてしまうもの。
私もつい最近そういう宿に泊りました。同じような形をしていましたが、実はさか屋とは対極にあるものでした。そして多くのお客様はそれに気づかない。これには驚きました。防犯カメラだらけの宿に泊りたいと思いますか?う〜ん・・・。
そうですねぇ、簡単に言うなら・・・御宿さか屋は「民宿のような」あったかいまごころを持って、「旅館らしい」プロの味わいの料理と湯守が大切にご用意した温泉で、皆様をお迎えしています。
江戸時代から営業している御宿さか屋は「老舗旅館」だとか言われますが、実際は「意外としゃべる女将」が気さくにお迎えする宿。多分宿としての歴史が長ければ長いほど、お客様との距離は縮まるようなノウハウがあるんです。そこには「儲け話」は全くなし!そうでなきゃ、こんな商売続きません。最近よくそう思うようになりました。
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