「2009年07月」の記事一覧
伊豆の美味しいもの~沼津【麓屋(ふもとや)】
古民家をきれいにして3年前に出来た小綺麗なお店。前々から気になってはいましたが、なかなか行かれませんでした。最近3周年で地元紙に広告を出していたので行ってみる事に。
構えはこの通り大変立派な感じ。
ところで女将も私も地元紙に積極的に広告出しているところにはとりあえず行ってみる主義。広告出すのもけっこう費用がかかることですし「ヤル気」のある企業だと認識しているからです。今回の「麓屋」さんはもともと長野のお店らしく、伊豆には初出店だそうで、この7月に3周年になるのだそうです。
ガラスは貴重な「大正ガラス」をそのまま使用。少しずつゆがんで見えるのが、また風情がありますね。
天丼1300円はキレイに揚がっています。大きな海老が2本にかぼちゃ・ししとう・なす・きす。衣のきれいさに職人技を感じますね。
もともと長野のお店ということで「おやき」各種も売ってます。これはナスをピリ辛の味噌で炒めたもの。1個250円なので、手頃ですね。
本命「牛ひつまぶし定食」2500円
小さなおひつに入った牛ひつまぶしとそば・桜えびのかき揚げ・と山菜小鉢・デザートがセットになっています。
「なす冷やしそば」(大盛り)1500円ぐらい?限定品なので、頼んでいる人が多かった。
「天丼」1300円はオトクだし美味しかったです!「牛ひつまぶし」は「飛騨牛」「ひつまぶし」をココで押していく理由は?と考えます。味は良いですよ。
※追記 2014/4/24 通りかかったら閉店していました。残念!
8/1(土)は田舎の素朴な【吉奈温泉夏祭り】
8月1日(土)は吉奈温泉のお盆です。
年に一度の【吉奈夏まつり】が開かれる日でもあります。
今は吉奈から出て都会に住んでいる兄弟や息子・娘達も、この日ばかりは帰省してきます。昼間はお墓参りに出かけて、夜は【吉奈夏まつり】に顔を出して旧交を温めるのが定番です。
昔は「吉奈共同湯」があって、近所の人々とのコミュニケーションが常にあったのですね。今はそれも無くなりこの「吉奈夏まつり」が地元のお年寄りの大きな楽しみになっています。腰掛けているおばあちゃんに「久しぶりー!お元気でした?」と声を掛ける姿がいろんな所で見られます。
この「吉奈夏まつり」は地元の方々の寄付や観光協会からの助成などでまかなわれています。当日は「生ビールはもちろん無料!」「ハズレなしの抽選会」もちろん「盆踊り・生太鼓演奏付き」などが行われますヨ。もちろん温泉にお泊りになるお客様の為のお祭りでもありますから、ばんばん参加してください。絶対ソンはありません。田舎の盆踊り大会で、地元のおばさんに踊りを教えてもらうのも、良い思い出になるでしょう。
伊豆の【かかりつけ湯】をぜひ知ってください
先日7月21日に修善寺「ラフォーレ修善寺」さんにて【かかりつけ湯】総会でした。
「かかりつけ湯」は、静岡県の外郭団体、ファルマバレーセンターが選んだ、健康増進や癒しのための伊豆の温泉宿です。
「良質な温泉とおもてなしが堪能できる、新たな伊豆の温泉ブランド」・・・それが「かかりつけ湯」です。こうやってHPを見直すとかなり良いことが書いてありますね。
今の時流にはちょっと地味なコンセプトの「かかりつけ湯」ですが、温泉に一番必要な要素が盛り込まれています。しかも静岡県ファルマバレーセンターの後押しです。
静岡県では今「富士山麓ファルマバレープロジェクト」というものが進行中。
医療からウエルネスまで世界レベルの研究開発を進め、県民の健康増進と健康関連産業の振興・集積を図り、特色ある地域の発展を目指すと言うものです。
県立静岡がんセンターの開院を契機として始まり、平成17年11月には、がんセンター研究所が開設、県内外の大学、医療機関、民間企業、研究所等による共同研究を推進しています。
平たく言うと「県民自身が健康になる事と健康を産業にする事」を推し進めているのです。日本有数の温泉地でもある「伊豆」を抱える静岡県としては「温泉を積極的に健康増進に役立て、明確な産業の一つ」にしたいのですね。昔の湯治治療が見直され、現代風にアレンジされるのが「かかりつけ湯」です。
かかりつけ湯HPを良く見るととても良いことが、沢山書いてあり「おっこれはキャッチコピーに使えるゾ」と思うフレーズ満載です。しかしながら内容はいたって地味。温泉成分などの明示や学術的な裏づけも必要なので、地味かつ堅実のようです。一生懸命取り組んでも、なかなか集客し収益を得るまでにはならない。しかし理念は非常に素晴らしいのです。
これを理解し積極的に「かかりつけ湯」をご利用して下さるとありがたいです。まずなにより、もう少し知ってもらう努力が必要ですね。
さか屋から手軽に観光シリーズ~日本百名瀑【浄蓮の滝】
「浄蓮の滝」は天城の有名観光スポット。御宿さか屋から車で15分ほどです。もちろんバスでも近く、バス停で降りて5分で滝に下り始めます。意外とひょいひょいと下れます。
滝が近づくとふわぁ~んと冷たい空気と瀑風が顔に当たります。これがマイナスイオンの粒が大きいものですね。
周りはシダや木々に囲まれて、緑のビリジァンと水のエメラルドグリーンの美しいコントラスト。とびきり冷たい水はいかにも美味しそうです・・・(なんでも食べ物換算するのは止められない)。
以前も話しましたが、当館に長く逗宿されていた黒澤明監督のお気に入りがこの「浄蓮の滝」。有名なシーンでは「八月の狂詩曲(ラプソディ)」でリチャード・ギアと子供達が水で戯れる場面に起用されています。
手軽に大きな滝まで近づけるので、簡単に気分良くマイナスイオンを摂取したい時には、ぜひおすすめ!
管理された安全な川で【川遊び】してみませんか?
山ならではの遊びのひとつに【川遊び】があります。
昨年お客様にご案内したら「珍しい体験が出来て、大人も子どもも大満足でした!」とお電話があり、とても楽しい1日になったそうです。安全に管理された川での水遊びは、流れがあるからちょっとスリルがあって子ども心をくすぐります。
ここでは「さかなのつかみ取り」もやってますよ。バーベキューも出来る炉がありますから、そこで焼いちゃうのも良いかも。また「水中観察会」などイベントもあり、田舎の川でワイルドな体験をお子様にさせてみたい方にはぴったり。
当館宿泊(予定)者なら「ますのつかみ取り・無料体験日8/4」や「水生生物観察会」もございます。ぜひ出かけてみてください。
水恋鳥広場