「2008年06月」の記事一覧

【天城ほたる祭り】のホタル★見ごろを迎えています!

昨晩のホタルはとてもきれいに飛んでいたそうです!
蛍祭り・出会い橋-1.jpg
数は100を越えており、静かな出会い橋付近で優雅に飛んでおります★やはり週末はかなりの人出だったらしく「ホタルと同じくらい人も多かったよ」とお客様がおっしゃっていました。週末はどうしても混みあいますので、やはり平日が「天城らしくて」おすすめですね。

もちろんさか屋からは「ほたるバス」が毎日運行中ですので、お気軽に車で7分ほどの蛍祭り会場までお出かけになれます。

そして、実はさか屋のホタルもご覧になれます。今年は専務が手塩にかけてお世話した「箱入り娘」ならぬ高級メロンよろしく「桐箱入りホタル」が、日本庭園やさか屋大楓の枝に舞っています。こちらはまだまだ個体数はありませんが、静かにご覧になりたい方にはおすすめです。

今週からホタル観賞にうってつけの気候となります。ぜひこの機会にお出かけ下さいませ。
ちなみに今週末はあと3室!早い者勝ちですヨ★

川端康成氏と御宿さか屋

やすなり.gif
昨日グーグルを開いたら、このマークが出てきました。6/13は作家川端康成の誕生日だったようです。

川端康成氏とさか屋の主人は碁仲間でした。当時吉奈にあった「碁会所」に川端さんは通って来たそうです。随筆にも当館主人のことがちらりとふれてあります。それによると、うちの先々代はかなりの碁の名人だったらしい…。

さか屋に逗留するという話も無かったわけではないらしいです。ところが予算が合わなかったとか。残念…もー(怒)!ひぃじぃさん!見る目ないなぁ。ノーベル文学賞よ?

そんなこんなで私も一応国語国文学科を卒業しましたので、少なからず天城の近代文学の影響は受けて育ったようです。ちなみに私は宮沢賢治だったのですが、研究対象の育った環境や作品の舞台に足を運ぶことは、大変重要でした。そこにある空気感と言いますか、「行間を埋めるもの」を発見できると思います。

天城隧道を歩いて学生と踊子一行の足取りを辿ったり、川端康成氏が滞在した湯ヶ島の宿「湯本館」さんを訪ねてみるのも、天城の楽しみ方のひとつです。

天城には他にも天城出身の井上靖を始め、横光利一・島崎藤村・尾崎紅葉・梶井基次郎などなど、縁の文学者は大変多いです。興味をお持ちの方はぜひ!道の駅・天城越えの場所にある【伊豆近代文学博物館】へお出かけ下さい。分かりやすく展示されています(私もよく通いました!)。

昭和の森【伊豆近代文学博物館】

今週末もきれいです★天城ホタル祭り!

今週もおすすめですよ!今だからのほたるをご覧になりませんか?今年はなんとか撮影してみたいものですが、とにかく難しいんですよね。どなたかコツを教えて頂けませんでしょうか。
6/21(土)はあと特別室があります。お早めにどうぞ。
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緑の庭が眺められる銘木建築の特別室。ゆったりと過ごせるお部屋です。
【天城ほたる祭り】会場までは車で6分、当館からは毎日ほたるバスで送迎がございます。

夏の天体ショー【ペルセウス流星群】今年の極大は8/13の深夜2時

結構昔から星空を眺めるのが好きです。特に天城は田舎で電灯が無いので、ぐるりと山に囲まれ、闇の中に浮かび上がる星空は格別に美しいのです。
ペルセウス流星群-1.jpg
7月からは山の中に「蛍ウォッチング」にお連れしますが、この場所は蛍にとっても大切な「闇の場所」です。
当地に来た友人達は、通常闇に触れることはありません。感心しているのか、恐れているのか?口を揃えて「真の闇だね」と言います。私も世界はこんなに暗かったのか…星空はこんなに明るかったのか…といちいち感動しきりです。
さえぎるものの無い星空は見ているだけで、心洗われます。ましてや流れ星が見えたりなんかしたら、最高ですよね。

夏は絶好の流れ星シーズン。これを機会に星空を眺めるのも楽しいですよ。今年のペルセウス流星群は極大が8/13だそうですが、その周辺でもかなりの流星が見られます。空気の良い天城で見ると格別に美しいと思いますよ。

★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
毎年7月下旬から8月中旬にかけて活動し、8月12~13日の夜に極大出現となる「ペルセウス座流星群」は、学生にとっては夏休み時期に当たり、夜間の気温も高い時期であることから「年間でもっとも見やすい流星群」であると言えます。出現数も極大夜で一時間当たり30~50個、極大をはさむ一週間でも一時間あたり10個を越す出現が見られますし、比較的明るい流星も多く出現しますので“見ごたえのある流星群”と言えるでしょう。(日本流星研究会HPより)

創作会席「天城越え」~蛍見の膳

創作会席 「天城越え~蛍見の膳」
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食前酒 料理長特製季節の食前酒「庭の梅酒」1年もの
小 付  養珠院ごま豆腐「天城わさびごまとうふ」
小 付  駿河湾特産「活桜海老釜上げ」すだちをしぼってどうぞ
先 椀  「浅利しんじょ若筍椀」あさりしんじょ・筍・若布・木の芽
前 菜  夏の天城花筏盛り 焼さば寿司・小鮎甘露煮・天城鴨塩蒸し・
青梅ちーず・枝豆
小 鍋  季節の一品「赤烏賊のしゃぶしゃぶ」
高級刺身素材の赤烏賊と野菜を昆布と
塩水のしゃぶしゃぶで
お造り 「夏の駿河湾造り」西伊豆戸田港赤座手長海老・
かんぱち・ほたてれもん〆・鮪小角
酢の物 「鮎焼きびたし 翡翠茄子添え」 たで味噌そぅす・みょうが
焼き物 「太刀魚ばたー焼き」 豆板醤と白味噌のぴりからそぅすで
中 鉢  天城名水「えだまめ豆腐」 ぴんくの酒盗あんにきざみ山葵
しのぎ 「ほっくほく名物・鮎ごはん」目前で炊く鮎ごはん・三つ葉添え
止 椀  さか屋仕込み赤味噌使用 赤出し
甘 味  料理長手製ここなっつみるく寒 夏越の手作り大納言添え  他

「天城越え十八品」はこれらの他に、ちょっと凝った3品が加わります