静岡・島田の美味しいもの〜清水屋【黒大奴】
静岡の島田といえば、やっぱりコレシカナイ!清水屋の「黒大奴」(くろやっこ)。見た目はかなりコンパクトでお土産には理想的。
箱をあけると、ソラマメぐらいのカワイイ大きさ。ぎゅうぎゅうに詰ってます。このテリもサイコーに美しい。一見高級チョコレートにも見えますが、上品な漉し餡を丸めて、上から昆布の入った羊羹で包んでいます。見ていてずーっと見入ってしまうぐらいの美しさに、もはや中毒になりかかっている私。そしてナンといっても味が良い。
私の挿花の師匠で「広山流家元」3代目故岡田広山先生の大好きだった銘菓で、お茶タイムが大好きな私は、お家元のお宅に伺うとよく頂いていたのです。当館においでのお客様からもよくお土産で頂き、大変嬉しかったのを覚えています。
10年ほど前に週刊「文春」だったか?著名人の「私のお気に入りの銘菓」という記事連載があり、岡田広山先生がこの「黒大奴」(くろやっこ)を推薦したことがあったのです。
お店の女将さんに伺いましたら、その時のことは鮮明に覚えてるそうで「掲載誌が発売されてから、3日間電話が鳴りっぱなしでした。ありがたいことです」とおっしゃってました。心から敬愛してやまない、なつかしい岡田広山先生の思い出話を出来たことが、とても嬉しかったです。
上生も美味しそうでしょう?こんなきれいで丁寧なお菓子が、なんと170円ほどでした。首都圏では考えられない安さです。伊豆の田舎では和菓子屋さんがあってもなかなか上生は置いてない。ここ2ヶ月ほど「美味しい上生が食べたい〜!練りきりが食べたい〜!」とずっと言い続けた女将の訴えが、やっと叶えられたようです。
後ろの島田名物「小まんじゅう」はいわゆる「酒まんじゅう」の元祖。一口サイズの小さなおまんじゅうは大井川を渡る手前の「島田宿」の名物だったそうです。揚げまんじゅうにしても美味しそう!
島田・清水屋HP
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