「2008年06月」の記事一覧

天城のじねんじょ入り★梅月のおまんじゅう

さか屋でも人気の【梅月】のおまんじゅう。注文しておくと、朝ほかほかのを宿に届けてくれるんです。普通の温泉まんじゅうと違って、珍しいうぐいすあん入り。私は特にふんわりとした皮が好きです。いろんなガイドブックに載っています。梅月-00028.jpg
あのガイドブック情報、美味しくない所も多く「地元民は絶対行かない!」ってトコロも載ってたりしますが、【梅月】さんは真剣に美味いです!なんせ美味いものにウルサイ?御宿さか屋で唯一扱っている「お菓子類」なんですから。季節限定ものもあり、今だったら水まんじゅうやほたるまんじゅうなんかもあります。

また、ココのすごい所は、この顧客管理!きっちりとまとめられ、誰の目にも分かりやすい。毎回感心させられます。
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御宿さか屋から車3分。朝までに予約すればフロントにホカホカを届けてくれます。

観光の明日はどっちだ?天城支部JTB社員研修

先日天城の宿が協力して、JTB社員研修会を開催しました。新緑と蛍の美しい天城の旬の時期にあてました。来てくださったのは若い女性社員19名とJTB沼津の方々、JTB中部の方々など約25名弱。フレッシュな社員の方が多く、通常年配のお客様が多いお宿では、いつもと違うゲストになんとなく「うきうき」しているようにも見えたとか。

石川さゆり様様のおかげで「天城越え」と言う言葉は意外となじみがあるものの、実態は良く知られていない「天城」を体験して頂くべく実施しました。
「絶対うちの料理を食べてもらいたい!」と、さか屋は初日の昼食を担当させてもらいました。もちろん約10軒の宿も見てもらわなくてはなりません。1泊2日でどれだけのことが出来るか挑戦でした。
【1日目】
11:15修善寺駅到着→11:30御宿さか屋にて見学と昼食→6軒の宿見学→18:00宿泊先の落合楼村上さんにて夕食→20:00天城ほたる祭り見学→21:00それぞれ希望のお宿へ湯めぐり
【2日目】
8:45出発→9:00踊子歩道散策(解説付き)・天城隧道見学→宿見学→12:00白壁荘さんで昼食兼ミーティング→15:00修善寺
夕食の席にてJTBの男性上司から社員の皆様に「こんなクオリティの高い社員研修はこの先無いです!ここがMAXですから、心して覚えていて下さい」と言って下さり、村上さんと2人で「あんな風に言ってもらえてホント良かったね~」と感激してました。

多くの方と語らい、勉強になりました。少しだけですが、天城の良いところを見て頂けたのではないでしょうか?

私や女将、社長は直接営業にも出かけていたので、現在の観光業がいかにひっ迫した状況であるか、肌で感じています。私は若輩のため正直「居ても立ってもいられない」ぐらい。専務が憂いてるのは「旅行という選択肢さえ持たない人口」の多さ、絶対的に旅に出ない人々の事。石油の高騰はさらに拍車をかけています。

さすがに女将になるとまず日経を読み込み、ネット情報・出入りの取引先(魚・おしぼり・備品・消耗品)・お客様から直接お聞きする話など、総合して自分の方針を決めて動くのでどっしり構えてます。だいたい彼女の情報力とカンが一番近いのですが、私はまだまだそこまで行けません。日々あたふたじたばたしてます。

今回の社員研修も、私共の出来る力の小ささに愕然としたのも事実です。一握りの草の根活動ではありますが、これを突破口としてもっと天城を知ってもらえたら良いなと思いました

氷室冴子さん逝く…

少女期に勉強せずに読みあさった作家氷室冴子さんが亡くなりました。ショック…。まだ51歳、続きを読みたいものもいっぱいあったのに。
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世の女性の半分以上は彼女の「少女小説」にはまったことがあるのでは?当時私立女子中高生でもあり、しかも寄宿舎付きの学校だったため「クララ白書」が爆発的に読まれていたのでした。

作家が亡くなると続きが読めない。遅筆な作家さんでも生きていてくれれば「いつかは…!」と希望が持てるのですが、二重のショックです。せめて追悼の意を込めて、またぜーんぶ読み直し…。どうか安らかに。

現代作家ガイド「氷室冴子」

創作会席「天城越え」夏の新メニュー★ご紹介★その2

新しい夏献立をもう少しご紹介しましょう。
やはり「駿河湾特産・桜海老」はかかせません。暑くなってきたので釜揚げにすだちを搾ってどうぞ。
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名残り筍とあさりしんじょの先椀。
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前菜の「夏の花筏盛り」には焼きさば寿司・枝豆・天城鴨塩蒸し・枝豆ちぃず。ほおずきの中には小さなほたるいかが入っています。
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ひとつひとつを板前が心をこめて作っています。

バガデル公園の春ばら★今が盛りと咲いています

春になったら必ず一度は訪れる【河津バガデル公園】。
フランスの本家バガデル公園のきちっとした様式美に則して表現されるバラの花々は、日本にはなじみが無いですがなんとなくおしゃれ。最初は戸惑いましたが、不思議とついつい足を運んでしまう素敵な公園です。

しかし、我が家はとりあえず「花より団子」派のため、レストランに直行!
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出かける理由の2つ目はコレ。レストラン・バガデルのビュフェランチ、意外とイケるのでリピーターとなりつつあります。

これだけの雰囲気を味わいながらのランチは気持ちよさそうでしょ?当日は残念ながらテラス席がいっぱいになってしまい、屋内で食事しました。

1980円できちんと肉献立が入っているのは、良心的でしょう。ごまパンに野菜とローストビーフやタンドリーチキンをはさんだり、結構自由に食べました。豚肉のトマト煮もなかなか。おすすめは、バラエキスの入ったピンクのクリーム入りプチシュー。バラクリームがトッピングされたバラプリンと共に、絶対頂きましょう。

前回来た時は、メニュー表示をしないままプチシューが置かれていた為、全く人気が無かったのです。「せっかくバガデルオリジナルで手作りなんだから、バラエキス入りと書いた方が人気になりますよ?」と帰りがけに声をかけたら、今回きちんとメニュー表示がありました。やはり「お客様の声に対する姿勢」がきちんと反映されているのは気持ちの良いものですね。ぜひ見習わなくてはと感じました。
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さらに別のカフェにある「ばらジュース」天然バラエキス入りでバラの花びらが散っています。うーん、姫系アイテムかも。乙女ちっく(←意外に死語ではない)ですね。