【伊豆のつるし雛】もこんなものなら面白い!
東伊豆の稲取が発祥(と言われている)「つるし雛」ご存知ですか?
今でも充分雛人形は高いですよね。小さな漁村の人々が高価な雛人形の代りに、小さな布で自ら作って飾ったのが始まりとか。一部でとても流行っているようです。
あまりに流行りすぎて、ちょっと食傷気味な私。コーディネーターさんに「ここにつるし雛を飾りなさい」と指示があってもなかなか実行できない。もともと小物を飾るのは好きなので「これかわいー」と思えないと難しい。その基準から言うと「可愛らしいものが無い」。
でも!見つけましたヨ!
先日静岡市に仕事で行ったのですが、静岡駅の「静岡市観光案内所」に飾ってあったつるし雛はつるし雛でも「清水つるし雛」です。
清水市民は静岡市と合併したくなかったらしいですが、その誇りが現れているようなつるし雛です。
長髪に「清水エスパルス」のユニフォーム。マークやロゴもしっかり入って、サッカーボールも付いてます。さすがカズを生み出した清水サッカー王国!ちなみにきちんとエスパルス公認らしい。
よく見てください。「清水の次郎長」デスヨ!衣装もかなり凝ってます。奥には「茶摘むすめ」もいます。
よく見るとそれぞれにかなりこだわりを感じます。後で資料を調べました。「赤い靴」は童謡「赤い靴」から来ており、清水港から連れて行かれた女の子がモチーフなのだそうです。「たけのこ」「いちご」「えんどう豆」はそれぞれ静岡市の特産物。上の方には「富士山」も付いてます。つるし雛にドレッドヘアのサッカー選手をくっつける感覚はスゴイのでは?いいぞ!清水!!
なんだか勉強にもなる「つるし雛」。これぐらい凝ってたら飾りたいなあ!ちなみにこれらは清水港の「末廣」で展示しています。「末廣」は清水の次郎長が晩年やっていた船宿を再現したもので、今は博物館です。
きょうの清水
なんだか稲取では「本家本元はウチだ!」と叫んでいるようですが、まーいいじゃないですか、みなさん好きで作ってるんですから。
商魂たくましいなぁと思ったのは、稲取で「端午の節句バージョン」も始まったと聞いたこと。うーん?さすが公募でいらした事務局長さんは積極的ですね。そのうち一度行ってみたいです。
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