「2007年03月」の記事一覧

予告〜露天つき客室の楽しみ〜春編

御宿さか屋が露天風呂付き客室を作ったのは約2年前。猫も杓子も露天つきという風潮が気に入らず、実はずーっと「アンチ露天つき客室派」だったのです。しかしコレを曲げてでも作らざるを得ない事情が。それは・・・あまりにきれいな花々が可憐に咲くのです。もっと多くの方に見てもらいたい!それが始まり。
そして昨年迎えた初めての春。露天つき特別室の4月限定の光景です。4月・露天つき特別室はミツバアオイがきれい!.jpg
見てください!こんな場所で源泉を独り占め・・・極上の湯浴みではないですか?
そしてしゃくなげも…
5月・客室露天としゃくなげ.jpg
このしゃくなげのためにお風呂を作りました。今では山奥でしか見られない和石楠花がうっすらと紅を注した姿。こちらは5月限定・素朴な露天つき旧館はなれ「鐘打荘」519号室お泊りの方だけの特別な特典です
★空室状況はこちらをクリック★

特別室と一般室のちがいは?

room601-9065.jpg
特別室は何が違うんですかとご質問をよく受けます。まず建物は風情ある銘木建築(昭和28年築)の純和室となり、日本庭園を見渡せる2間続き。桑・松・杉など今では入手不可能な逸材を床柱に納め、ゆったりとった広縁には職人の手による昔ながらの籐椅子があります。そこから庭を眺めていると何時間でも過ごせそう。総檜の内風呂では源泉の湯浴みもでき、今ならこたつもございます。もちろん特別室だけの様々な特典が付くので、トータルで考えるとかなりおトク感がありますよ。
派手な造りではありませんが、ゆったりと流れる時間と木のぬくもりを感じることのできるお部屋です。特別室だけはお部屋食のご用意が可能です(2名様まで)。この週末、暖かな伊豆へちょこっと出かけてみませんか?
★空室状況はこちらをクリック★

御宿さか屋のおもてなし〜「つかずはなれず」?

天城・梅.jpg長く旅館をやっていると自然とお客様の要望度が見えてくることがあります。手取り足取り教欲しいのか、かまわないで欲しいのか。
御宿さか屋のおもてなしスタイルは「お客様が主役」かつ「つかずはなれず」。館内でのスタッフの姿は裏方・黒子と同じと考え、極力最小限度にしています。それゆえ「人に会わない宿」と言われる事もあります。
洋服を選ぶ時店員にずーっと側にいられるのは苦手な人もいます。最近はこの傾向が強いのでお構いしない事も多いのですが、明日の観光情報のパンフを見ておいでの時や、手持ち無沙汰そうな時はこちらからお声をお掛けしています。あくまでお客様が主役で宿はサポート役、ご要望があればいろんな手配も致します。ご要望はどうぞバンバン?フロントにお尋ね下さい。
最近頂いたご意見の中にあったお言葉に「適当にほったらかしてくれて、しかし宿の方はちょこっと気を使ってくれるベテランさを感じました。」とありました。接客に物足りなさを感じるお客様もおいでかと気にかけてはいるものの、理解して頂いてうれしいなぁとしみじみしてしまいました。