伊豆 天城 吉奈温泉 源泉掛け流しの旅館 御宿さか屋 |御宿さか屋の歴史

吉奈温泉と善名寺。千二百年の歴史

伊豆 天城 吉奈温泉 源泉掛け流しの旅館 御宿さか屋

 狩野川へと注ぐ吉奈川沿いのこの地は古くから人が住み、遺跡や土器なども多く出土されています。
吉奈の中心は当時さか屋の真後ろにある日蓮宗「医王山善名寺」であった。
 寺伝によると、聖武天皇の時代行基上人が諸国遍歴の途中にこの温泉を発見し、里人に入湯療養法を教え、薬師如来、釈迦如来を安置し西暦724年建立したと伝えています。
当時の吉奈は善名と書いた事から、寺は善名寺と命名されました。 当初は善名寺の門前町として栄えていましたが、江戸時代「街道制」が布かれ伊豆に始めて「下田街道」ができ、多くの旅人が参詣と湯治に訪れたことから宿が増え、温泉地として知られるようになりました。
善名寺と吉奈温泉はその後いくつかの栄枯盛衰を繰り返しましたが、いつの時代も時の有力者に後見を受けています。 それ程、人を魅了する何かがあるのでしょう。
 子宝の湯として知られる一方、泉質の良さから「療養の湯」としても評価が高く、豊橋陸軍病院の温泉療養所として多くの戦争負傷者を受け入れたという一面もあります。
街道から一本入った静かな湯の郷は、昔からなぜか都会の人々から愛された保養地として、田舎では珍しく洋館が立ち並ぶハイカラな地でもあったようです。
伊豆で最も古い由緒ある温泉なのです。

徳川ゆかりの造り酒屋と子宝の湯

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 子授け率が八割と以上ともいわれている吉奈温泉。
それには御宿さか屋と関係の深い物語があります。
安土桃山の中期、門前町であった吉奈温泉に名湯のうわさを聞きつけた家康側室お万の方(養珠院)は、湯治の際に造り酒屋であった「さか屋」をお寄り処とし、 ここで後の紀伊家と水戸家の初代を授かったことから「霊泉〜子宝の湯」として全国的に有名になったといいます。 

伊豆 天城 吉奈温泉 源泉掛け流しの旅館 御宿さか屋  さか屋はその後、宿屋に変わり、お万の方が過ごした屋敷の梁や雨戸を改築家屋内に保存、離れ一棟に「養珠亭」の名を冠し、その遺徳を代々後世に伝えております。
当代で24代目となるさか屋当主もこの歴史の灯火を守るべく、日々励んでおります。

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